技能実習と特定技能1号との比較
特定技能1号 | 技能実習生 | |
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日本語能力 | N4または日本語基礎テストに合格 | 要件なし |
技能 | 技能試験に合格 | 要件なし |
給与水準 | 日本人と同等以上 | 多くの場合最低賃金 |
転職 | 可能 | 不可 |
手数料 | 圧倒的に安価な手数料 当社のベトナム現地提携先の場合、月額給与の20%程度の手数料及び仲介手数料、諸手続き手数料等 合計 21,200,000ドン程度(約10万円) | 高額な手数料 べトナムの送り出し機関に対し $5,000〜$15,000 |
実費負担 | 試験合格までの教育費 渡航費 | 送り出し機関により様々 |
特定産業分野
特定技能1号は、以下の14業種に限られます。
特定技能1号 | 5年間の受け入れ人数 | |
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在留期限 | 最長5年 | |
業種 | 建設 | 40,000人 |
造船・舶用工業 | 13,000人 | |
自動車整備業 | 7,000人 | |
航空業 | 2,200人 | |
宿泊業 ※ | 22,000人 | |
介護 ※ | 60,000人 | |
ビルクリーニング | 37,000人 | |
農業 | 36,500人 | |
漁業 | 9,000人 | |
飲食料品製造業 | 34,000人 | |
外食業 ※ | 53,000人 | |
素形材産業 | 21,500人 | |
産業機械製造業 | 5,250人 | |
電気電子情報産業 | 4,700人 |
介護、外食業、宿泊業は技能実習生からの移行が見込めません。これから特定技能資格を取得して来日する人材や、学校を卒業する留学生が見込まれています。
一方、その他の業種は技能実習生からの移行が多く見込まれています。技能実習を3年終えると特定技能1号への変更が可能になるため、より良い待遇を求めて転職活動が活発になると予想されます。既に3年間の作業経験がありますので、即戦力を獲得することが可能です。
分野 | 主な業務 |
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建設 | 型枠施工、土工、左官、屋根ふき、コンクリート圧送、電気通信、トンネル推進工、鉄筋施工、建設機械施工、鉄筋継手 |
造船・舶用工業 | 溶接、仕上げ、塗装、機械加工、鉄工、電気機器組立て |
自動車整備業 | 自動車の日常点検整備、定期点検整備、分解整備 |
航空業 | 空港グランドハンドリング(地上走行支援業務、手荷物・貨物取扱業務等) 航空機整備(機体、装備品等の整備業務等) |
宿泊業 | フロント、企画・広報、接客、レストランサービス等の 宿泊サービスの提供 |
介護 | 身体介護等(利用者の心身の状況に応じた入浴、食事、排せつの介助等)のほか、これに付随する支援業務(レクリエーションの実施、機能訓練の補助等) (注) 訪問系サービスは対象外 |
ビルクリーニング | 建築物内部の清掃 |
農業 | 耕種農業全般(栽培管理、農産物の集出荷・選別 等) 畜産農業全般(飼養管理、畜産物の集出荷・選別 等) |
漁業 | 漁業(漁具の製作・補修、水産動植物の探索、漁具・漁労機械の操作、水産動植物の採捕、漁獲物の 処理・保蔵、安全衛生の確保等) 養殖業(養殖資材の製作・補修・管理、養殖水産動 植物の育成管理・収獲(穫)・処理、安全衛生の確保 等) |
飲食料品製造業 | 飲食料品製造業全般(飲食料品(酒類を除く)の製 造・加工、安全衛生) |
外食業 | 外食業全般(飲食物調理、接客、店舗管理) |
素形材産業 | 鋳造、工場板金、機械検査、鍛造、めっき、機械保全、ダイカスト、アルミニウム、塗装、機械加工、陽極酸化処理、溶接、金属プレス加工、仕上げ |
産業機械製造業 | 鋳造、工場板金、電子機器組立て、鍛造、めっき、電気機器組立て、ダイカスト、仕上げ、プリント配線板製造、機械加工、機械検査、プラスチック成形、塗装、機械保全、金属プレス加工、鉄工、工業包装、溶接 |
電気電子情報産業 | 機械加工、機械保全、塗装、金属プレス加工、電子機器組立て、溶接、工場板金、電気機器組立て、工業包装、めっき、プリント配線板製造、仕上げ、プラスチック成形 |
特定技能評価試験
- 技能水準: 試験等で確認(技能実習2号を良好に修了した者は試験等免除)
- 日本語能力: 生活や業務に必要な日本語能力を試験等で確認(技能実習2号を良好に修了した者は試験免除)
- 国内外で実施される業種毎の試験で、試験の内容はそれぞれ異なります。
国内外で実施される業種毎の試験で、試験の内容はそれぞれ異なります。
技能水準
国内外で実施される業種毎の試験で、試験の内容はそれぞれ異なります。
介護技能評価試験
母国語で受験することができます。国外各地で年5〜6回程度実施されます。試験は、コンピューター・ベースド・テスティング(CBT)方式で実施されます。
外食業技能測定試験
国外では母国語、日本では日本語で出題されます。国外(ベトナム)での試験は調整中のため、実施も未定です。試験は、コンピューター・ベースド・テスティング(CBT)方式で実施されます。
宿泊業技能測定試験
試験は筆記試験と実技試験があり、実技試験は、試験官1名との口頭での試験で、フロント業務、企画・広報業務、接客及びレストランサービス業務並びに安全衛生及び宿泊業の基本事項から出題されます。4月1日から翌年3月31日までを一事業年度とし、事業年度ごとの実施回数は,国内は概ね2回から3回10箇所程度、国外は概ね2回から3回数箇所程度とする。
日本語能力
日本語能力は以下のいずれかで判定されます。
JLPT日本語能力試験N4以上
国際交流基金日本語基礎テストに合格
特定技能1号資格のために新設された試験で、国外各地で年5〜6回程度実施されます。試験は、コンピューター・ベースド・テスティング(CBT)方式で実施されます。
技能実習2号修了
介護日本語評価試験
介護職に関しては、介護に必要とされる日本語の試験に合格する必要がります。国外各地で年5〜6回程度実施されます。試験は、コンピューター・ベースド・テスティング(CBT)方式で実施されます。